結婚に不適当な条件3

第五に、モルヒネとかヒロポンのような麻薬や興奮剤の常用者は、むろんのこと、結婚の相手
としては失格者です。いや、結婚の相手としてのみならず、人間として失格者なのです。
いったいわかりきったことですが、あなたの結婚の相手はひとりの人間なのです。全体的な人
間なのです。あなたは、人間のもっているひとつの才能と結婚するわけではないのです。あなた
の相手がかりに天才的なビア’一ストだとしても、あなたは単なるピアニストと結婚するわけでは
ないのです。ピアノの天才的な才能をもったひとりの男性と結婚するワヶです。こんなことはい
うまでもないことです。
けれども、若い女性のもっているセンチメンタリズムの前では、ときどきこの判りきったこと
が判らなくなるぱあいがあるようです。そこで、結婚の相手はどこから考えても、人間失格者で
あってはいけないと、申し上げているのです。
麻薬の常用者と、ある程度似ていると考えてさしつかえないものに、常習的な大酒のみがいま
す。一晩中、酔っぱらって、電柱につかまったままねむってしまったとか、朝、眼をさましたら
どこかのドブ板の上で眠っていたとか、lそういうことがちょいちょいあるような人は、やっ
ぱり一種の精神病者みたいなものです。
実際、二日に一・へん大酒をのんで狂人みたいになる人は、じじつ、二日に一度一定の時間は狂
人にほかならないのです。「面白い方ね!」なんて、かりそめにもいうべき人ではないと思います。


第六に、二度以上結婚して二度以上離婚したような男性は、あまりよい相手とはいえません。
もちろん、離婚にはいろんな理由があります。その人その人によってやむを得なかったばあいも
ありましょう。けれども、よっぽど、不幸な運命を負った人ででもあれば格別、五、六年のうちに
二度も結婚し、二度も離婚した人には、どこか、なにかしら、結婚の適格者でないものがひそん
でいる、と考えたほうが常識的ではないでしょうか?

最後に職業について一言書いておきましょう。一年のうち大半旅行しているとか、あるいはま
た、尽間はほとんど眠っていて夜になると.コソ・コソとおきて、原稿かなんかを書くような職業、
不具になるとか、まかり間違えば死ぬとかいった危険に、たえずさらされねばならぬような職業
lそういった職業の人とは、あなたによっぽど強い決心と覚悟がないかぎり、まあ、結婚しないほうがいいじゃないでしょうか。
しかしまず相手がいないと、何もできないので、ここ→結婚相談所 選び方 で相手を探してください。

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